アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2009/04/22
実践BS経営塾開校
何度もコラムで紹介していますが、アーバンベネフィットの木村勝男さんを講師とした「実践BS経営塾」が22日に開校しました。7月までに計4回、色んな業種の約50人弱くらいの方々と一緒に学びます。

この塾では「強い会社=強い財務」「よい会社=人材が育つ会社」と定義し、これらを継続徹底することで、環境の変化に負けない、お客様に価値を提供し続けられる、社員さんに物心両面の幸せを提供できる、社会の発展に貢献できる、そして適正利益をしっかり儲ける「本物の会社」を創ることが狙いです。

たくさんの気づきと学びを得ましたが、今回の第1講で私が一番気づいたことは「決算書から見る自社の課題点」でした。私もそうですが、どうしても中小企業の経営者はBSよりもPLを重視した経営に終始しています。中でも売上ばかりに目を奪われた売上/規模至上主義の考え方に偏ってしまいがちです。

木村勝男さんの提唱されるBS経営は量(規模)よりも質/内容である、BSにはその会社の創業以来の歴史が純資産項目に刻まれており、今後の将来を見据えた長期的なBS経営が本物の会社には求められる、というものでした。そのためにはBSビジョンを持つことである、と。

木村勝男さんは経営とは変化対応業、変化への対応力として財務基盤の構築と人材育成が必要になる、財務基盤の構築のためには経営者の通信簿である決算書の意味を深く理解し、今後を生き残るためにはPLだけではなく、BSをしっかり意識しなければならない、と締めくくっておられました。

我が社の今年の年度方針の1つに「売上/粗利益至上主義からの脱却」という方針があります。この塾での学びを通して方針の実現の土台とします。
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