アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2008/01/19
リーダーとは?
メンタルトレーニングの権威の西田文郎先生の冊子に「理想的なビジネスリーダー像」という記述があったので一部を抜粋してご紹介します。

【粘り強さ】
リーダーはどのような状況であっても他責にしたり言い訳をしたりしない。どんな不利な条件下であっても最後まで粘り強く職務を遂行できる人。リーダー足る者、飽くなきチャレンジ精神と粘り強さを身上とし、ピンチの時こそよりしたたかに考える粘り強さが必要です。

【プラス発想】
プラス発想が難局を打開し、窮地を救う。リーダーとして、組織をより発展させていくために、また現状を打開していくために、何があっても強気にプラスに考えるのが必要です。

【危機感を持つ】
ここでいう危機感は自己防衛型のマイナス的な危機意識ではなく、向上発展型の危機感のことです。「このままでいいのか?このままではいけない」「今のままでいいのか?今のままではいけない」と常に自身に揺さぶりをかけ、危機感を持って職務に取り組むことが必要です。

【リスクマネジメント】
予め想定される危機をシュミレーションし、最悪の結果にならないように解決策を整えるなどの手段を持つことが必要です。

【イエスバット法・その1】
対話の際に相反する意見に対して「それは違う駄目だ」と最初から相手を否定してしまうと、相手もこちらの意見を素直に聞いてくれず、反発姿勢を強めるものです。コミュニケーションを円滑にするためにはまずはYES(そうだね)と受け入れることで相手をプラス感情にさせ、心を開いてもらいます。その後でBUT(だけどね)と自分の意見を述べればコミュニケーションは拗れません。リーダーには不可欠な対人能力です。

【イエスバット法・その2】
人間である以上、心がマイナスに振れることはよくあることです。プラスに切り替えるために、まず環境や状況ををイエス(容認)と受け止め、その上でバット(しかし)と自分に語り掛けましょう。例として・・・
・この職務の遂行は厳しいものがある。しかしやるよ!私は人とは違うから!
・まあこんなこともあるさ。だけど諦めないよ!私には夢があるから!
因みに「頑張る、だけど厳しい」と「厳しい、だけど頑張る」では順番だけでなく意味合いも違います。リーダー足る者、BUTの後に否定的な言葉で終わらせてはならない。


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