アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2007/12/03
負けてたまるか
数年前から国会でも議論の対象になっている日本のカジノ問題。各自治体はその税収を見込んでで挙ってカジノ誘致に手を挙げています。自民党に復党した野田聖子議員もカジノ法制化に向けて積極的な動きをしているとか。

そう言えば数年前、和歌山の白浜にカジノを誘致しようと目論んでいる方と会う機会がありました。その考え方は「ただ儲かります」以外は何もなし!巨大なプロジェクトに参加して利権を手中に収め、利ザヤを抜く以外には何も考えていないように映りました。しかも白浜にカジノ?ビジネスとして成立する訳ないでしょ?

東京の石原都知事はどのようなビジョンを持っているのか知りませんが、個人的に日本にカジノがあって成立する都市は東京と沖縄くらいのものではないでしょうか。自分はカジノについては勉強不足であまり詳しくは分かりませんが・・

本題に移って日本のカジノ誕生は着実に進んでいるらしいです。「10年以内に必ず日本にカジノが誕生する」と断言する方もいらっしゃいます。
昨今のパチンコ業界の法改正や、金融機関の業界に対する引き締めはその布石でもあると仰っていました。もちろん北朝鮮の日本人拉致問題もそれらを煽る要因の1つであるとも。また業界最大手のM社によるマカオのカジノ関連会社への出資や、その他業界関連企業も日本のカジノ誕生へ向けて利権確保の為に様々な画策をしているようです。

自分には全く関係のない話です・・・
我々業界ではこのカジノ問題を危機として捉えている方もいらっしゃるようです。一番問題なのはそのノータリンな考え方です。しっかりお客様と向き合った経営・営業をしておけばカジノなんて危機でもなんでもないと考えています。「カジノが誕生したらうちの店の客が減る」そんな考えの企業はカジノが誕生するまでもなく潰れるでしょう。

我々パチンコ業界に逆風が吹くことがあっても、追い風が吹くことはしばらくは期待できません。それならば逆風に適応できる体力と知恵、そして勇気を持たねばなりません。現在、パチンコ企業のTOPの大半は2代目後継者か3代目の方だと思います。

創始者である我々の父親や祖父はもっと強かったぞ!どんな環境の中でも泥水啜ってでも地べたを這い蹲ってでも生きてきたぞ!
「負けてたまるか」
この言葉を幼少の頃、親父から何度聞いたか分かりません。今、私たち
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