アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2007/11/22
ハイパー海カリブの評価
全国的にハイパー海物語の評価がガタ落ちです。中古市場でも暴落しており、海物語沖縄と中古市場の価格が接近しています。業界内ではソフトの波が辛くハマリがキツイとかゲージの問題、その他色々と指摘されていますが、まず前提として「海物語」と言う機種に過去ほどお客様が期待していないとのではないかと思います。しかも前作の海物語沖縄がリリースされて8ヶ月程度でのハイパー海のリリース。早すぎるでしょ?

業界全体が冷え込む中でのハイパー海物語の不調はホールに深刻な打撃を与えそうです。この機種の導入で店舗の存続を賭けていたホールもあるはずです。寿司屋の源さんの稼動不振(もう店にありませんが)に続く、ハイパー海の不振は正直痛いです。メーカーへの怒りを覚えます。

年末のヤマト、年明けにも各メーカーのビッグネームが控えています。正月を過ぎるとホール軒数は12000軒程度と予測します。そのうち積極的に新台を購入できるホールが全国に何店舗あるのでしょうか。半分以下でしょう。となると5000軒程度のホールを相手にしてメーカーは商売をしてるということです。

どこかのメーカーが残りの新台を買えない7000軒を相手にした機種を開発してくれないでしょうか。遊べる機種で1/100以下のデジハネに続く新たなスペックの機種を待望しています。当社の店舗はハネモノを根強く設置しておりましたが、さすがに苦戦してきました。ホールが「1円パチンコ」なんてしてる時代です。もっと魅力的なハネモノや普通機がリリースされれば弱小駅前ホールも生きる道が多少なりとも開けるはずです。キャラが違うだけのフィーバーはもう結構です。これからの業界を見据えても、購入費用が安くて長く使用できる機種がホールには必要不可欠です。
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