2007/10/20
リスク
みなさんは「リスク」と聞くとどんなイメージを抱かれますか?辞書では「危険」や「損害を受ける可能性」と説明されています。どっちかと言うとプラスイメージではなく、できれば避けたいマイナスイメージではないでしょうか。 自分のようなちっぽけな会社の経営者でも常にリスクとは隣り合わせです。判断せねばならない時は必ずリスクが付きまといます。成功して得られる対価と失敗した時のリスクを天秤にかけ、最終判断を下さねばなりません。これは経営者だけでなく、管理職の方でも同じでしょう。 事業環境の良い時は人はリスクを取ってでも成功の対価を追いかけます。逆に事業環境が悪くなるとできるだけリスクは避けたくなるのも事実です。もっと言えば自信のある人は勇気ある行動を実践できますが、自信のない人は何事にも消極的になるものです。 しかし歴史を振り返ってみるとリスクを取らずして成功した事例なんてありません。リスクのないものは成功しても対価は小さなものしか得られませんし、それは会社の成長には結びつきません。これは我が社の歴史でも同じことが言えます。新規出店に交換率変更、海物語の大量導入や新しい販促への挑戦、最近では1円パチンコなど・・・成功の前には必ず苦しみがあり大きなリスクが伴っていました。 自分は決して無謀な挑戦をしろと推奨してるのではありません。また自分はそんな勝てない喧嘩をする度胸もありません。ただ・・最初は勝てないと思っていても、用意周到な戦略を持ってすれば戦う方法は意外と無限大にあるものです。大きな壁にぶつかって最初から諦めていては勝てる喧嘩も勝てません。 「自分の可能性に気づく」 自分も含め我が社の社員が己の可能性に気づけば、リスクがリスクで無くなり難局も乗り越えることができるはずです。まずは経営者である自分からだ! |
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