アルドーレ代表 Kimura'sコラム

今年になり大手チェーンの民事再生や中小規模店の廃業が相次いでいますが、大阪のパチンコホールもあちこちで閉店／廃業が見受けられるようになっています。

ある業界情報誌の記事によると、大阪でも大型チェーンの店舗や繁盛店として有名な店舗が年末にかけて続々と切り売りされるとの噂が掲載されていました。あくまで噂の範疇なので真相は分かりませんが、大阪でも超有名な企業／店舗です。

業界縮小はパチンコホールの業績不振が主たる要因ですが、その陰には「金融引き締め」も業界沈没への大きな重石となっています。運転資金や新規出店資金などが思うように資金調達できません。
雨の降っていない時には傘を貸すが、豪雨の時には傘を取り上げる金融機関の姿勢には疑問を抱かざるを得ません。

大阪は中小零細企業で成り立っていた庶民の都市です。景気が良くなっているという実感は庶民には全くありません。そして我々の商売はその庶民の方を対象にした商いです。聞くところによると大阪のタクシー会社が東京の中古タクシーを買い漁っているとか。大阪では新車のタクシーを購入していてはビジネスが成り立たないようです。

まだまだ業界のサバイバルレースは続きそうです。我が社ではもちろん「危機こそチャンス」と捉え、積極的な経営手段でこの壁を乗り越えるつもりです。