アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2007/09/22
大衆娯楽?
本日10数年ぶりに通天閣周辺を視察しました。昔のイメージはどのパチンコ店も平均以上の稼動状況、客層が一種独特、一般的にあまり人気のない台が通天閣周辺の店舗では稼動が高かったり、自分の中では独特な印象がありました。

しかし今日の視察ではどこの店舗も驚くほど稼動を落としていました。10年前との比較なんで基本的にどこの商圏でも稼動減少は当てはまることですが、通天閣周辺店舗の落ち込み方は激しいように感じました。数年前に近隣商圏に新規出店した大型店Aの影響も受けているのでしょう。商圏自体が地盤沈下してるように思えました。

久しぶりにジャンジャン横丁も歩きましたが、街の雰囲気は昔と一緒でとても香ばしいものでした。(笑) そして通天閣を象徴するパチンコ店「三共」さん、元気に営業していました。稼動も6〜7割と高稼働!機種はオール10やハネモノオンリー。店の雰囲気は自分が子供の頃のパチンコ屋と全く同じで、これぞ大衆娯楽!と感じました。

パチンコ店がこの世に生まれて50年以上、「大衆娯楽」「娯楽の殿堂」と形容されたパチンコ業界/ホールはこの50年間で大きく変わりました。当時の創業者の方々も50年後にパチンコ業界がこのような変化をするとは誰も予測できた人はいないでしょう。

1円パチンコだの遊パチだの我が社も含めて躍起になっていますが、パチンコの原点が何だったのかを考えないと、これらの施策もパチンコ業界/ホールのただの押し付けにしかなりません。「三共」さんを視察して色々と考えさせられました。
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