本日8月15日は終戦記念日ですね。TVでも特集が組まれたり、靖国問題始め戦争についての論議が繰り広げられる時期です。
日本では8月15日を終戦記念日と呼びますが、自分の祖国韓国では日本の植民地支配から解放された「独立記念日」としています。同じ日の記念日でも受け止め方は真逆です。
話は変わりますがアメリカの政府高官などは未だに広島や長崎に投下した原爆を「戦争を終結させるために有意義なものであった。原爆を投下したお陰で戦争が早く終結でき、多くの日本人は助かった」という論調です。もちろんアメリカの教科書でもそのような教え方で、多くのアメリカ人は「原爆は有意義だった」と考えているらしいです。
逆に日本人に人気のハワイは旧日本軍の奇襲攻撃で多くの尊い命が失われました。それを知らない若い日本人の方がハワイでバカンスを楽しんでいます。
沖縄がどんなに辛く悲惨な思いをしたのか知っている日本人も少ないような気がします。
ここで戦争責任や難しいことを論じるつもりはありません。それぞれの国に国益があり、簡単に「戦争は我が国の責任である」なんて事を簡単には認めれない理由も分からないでもありません。それぞれの言い分があり、それぞれの立場があるんでしょう。
憎むべきは個人や国ではなく「戦争」という愚かな行為です。そしてそれを二度と繰り返さないという誓いです。8月15日という日はそれを再確認する日だと自分は位置づけています。
自分の父親は朝鮮戦争に兵隊として出兵しています。何度か話を聞いたことがありますが、とても恐ろしく、そして愚かで哀しい話です。
未だに各地で戦争や紛争が絶えません。いつもその主役は世界一の大国であり、日本の同盟国であるアメリカです。
毎年この日は自分なりに色々と考えさせられます。