2007/08/12
権限委譲
前回のブログでも言及したように自分は社内でワンマン的要素が多々あるとの認識から、現状の自分を含めた幹部連中の主要業務の洗い出し、それぞれの決済範囲の見直し、コミュニケーションルートの再構築を徐々にではありますが推し進めています。 数週間前の幹部連中でのミーティングでは敢えて自分はあまり喋らず、幹部連中が積極的/自発的に議論し易い雰囲気の創造に努めました。 しんどかった・・・ 2時間程度のミーティングでしたが喋らないのがこんなに辛いとは思いませんでした。(笑) 逆を言えば会議で自分が今までどれほど独演会をしていたかを痛感しました。 自分の理念の1つに「我が社の社員がたくましく育ち、いずれは独立できるような社内風土/システムの構築」というものがあります。 独立できる人材を創造したいくせに自分がワンマンで決裁権を持ちすぎては本末転倒ですよね。自分の子供であっても過保護にし過ぎたり、親が道を作り過ぎては将来社会に出た時に甘えが出るでしょうし、己の力で道を切り開くなんて土台無理な話です。 今までの慣習をぶっ潰すって難しいです。また慣習によっていつの間にか当初自分が思い描いていた将来像とは違うものになっていても気づかない場合があります。 一番大事なのは「気づき」です。そして気付かせてくれるのは仲間です。今回自分を気づかせてくれた仲間に感謝します。 |
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