アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2007/07/14
起業家
「起業家」
この言葉を身近に聞くようになって久しいです。では我々パチンコ業界ではどうでしょうか?現在の大抵のパチンコ屋のオーナーは親の跡継ぐ2代目や3代目でしょう。直接の跡継ぎでなくても縁戚関係にある方がほとんどだと思います。極稀に現場からの生え抜きで社長まで登りつめた方もいらっしゃいますが、その影には必ず実質オーナーがいることが通例です。

自分は従事する社員のモチベーションが一番高くなる動機付けは「己の夢の実現」が現在の仕事に直結してると確信できた時だと考えています。今日の仕事が自分の夢の実現とかけ離れ過ぎていると、壁にぶち当たった時に簡単に挫けてしまう打たれ弱い人間になってしまいがちです。

例えば競争激しいヘアサロン(美容院)業界ですが、労働条件は過去と比較すれば向上したとはいえ、まだまだ過酷な条件で従事しています。下世話に言い方ですが「こんな安月給でよく朝から晩まで働くなぁ」と言うのが本音です。

「最近の若者は根性がない」
「最近の若者は利己主義者が多い」
「最近の若者は・・・・」
こんな言葉を良く聞きますが、自分が通っている美容院の若いスタッフにはこの言葉は当てはまりません。
何故でしょう?
それは今の苦労が己の夢の実現に必要だと認識してるからです。だから挫けません。そして諦めません。

ではパチンコ屋ではどうでしょう?
ホールで従事してるスタッフが「俺も将来はパチンコ屋の経営者になってやる」と本気で思ってる人は一握りだと思います。もちろん、パチンコ屋を開業しようと思えば初期投資が莫大で現実味は帯びません。

でも僅かではありますがそれを実現してる人もいるんです。自分の知り合いで某パチンコ店の2階の喫茶店のアルバイト勤務から始まり、パチンコ店の店長〜本部管理職〜コンサルタント〜パチンコ店経営者になった方がいらっしゃいます。
ホールでなくてもパチンコ店の店長からコンサルになって起業した人や、パチンコ関連の会社を立ち上げた人はたくさんいます。

先日も元パチンコ店の店長でまだ20代の若さで会社を起業した社長のプレゼンを聞きました。プレゼン内容も画期的でしっかりと考え抜かれた内容でした。そして何よりもその若い社長の情熱に心を動かされました。決して媚びる営業でもなければ理路整然としたスマートな営業でもありません。しかし、
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