アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2007/07/01
今を生きる
「今を生きる」
ある方のライフワークコンセプトです。最初にこの言葉を聞いた時は、自分はどちかと言うと否定的な見解でした。「今を生きる」って逆の言い方をすれば「先のことは考えない」、「今さえ良ければ・・」と言うような短絡的な言葉に自分には映ります。

ある機会にこの言葉の「想い」をその方から聞くことができました。それは自分が考えていた穿ったものではなく、とても純粋で素敵な考え方でした。決して先の事を考えない訳ではなく、今しかできないこと、今目の前にあることを一生懸命やり遂げる、今の自分、そして今の環境を真正面から受け止めると言うピュアな気持ちでした。どうやら短絡的なのは自分だったようです。

自分はどちからというと将来の目標を設定して、現在何をすべきかを考える思考回路となっています。これはこれで間違いではないと思ってますが、あまりに深く考えすぎると「今」が見えなくなってしまうかも知れません。

例えば自分には9歳と6歳の子供がいますが、子供は9歳と6歳の「今」を生きています。今しか経験できないこと、今しか感じ得ないこともあるでしょう。あまり子供の将来のことばかり考え過ぎて育ててしまうと、子供の「今」を台無しにしてしまうかも知れません。

「今を生きる」
シンプルですがとっても素敵な言葉だと思えるようになりました。
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