アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2007/06/29
低貸し玉営業
最近、業界で低貸し玉営業が話題になっています。パチンコを知らない方に簡単にご説明するとパチンコは1玉4円でお客様にお貸ししています。つまり100円なら25個、1000円なら250個です。風営法では「パチンコは貸玉料4円以下」となっているので、4円以下なら2円でも1円でも良いのです。1円なら1000円で1000個の玉を借りて遊技できます。

最近、この低貸玉営業を取り入れる店舗がポツポツ出てきました。成功してるケースもありますが半分以上の店舗では失敗してるとか。
自分は当初はこの営業方法を疑問視していましたが、最近は興味を持っています。ゲームセンターに流れた層やパチンコを辞めてしまった人の再来店の動機付けにはなると考えています。パチンコ店は選択する台と交換率や営業方法で客単価がほぼ決定するのですが、1つの手法として低貸し玉営業はありだと思ってます。
ラスベガスのカジノでレートが多数あるのと考え方は同じですね。風営法で禁止されてますが1玉10円パチンコなんてあったら遊技するハイローラーはいるのかな?


ただ、安易に飛びついたりオペレーションレベルがないまま実行するのは危険です。何店舗か視察しましたがオペレーションレベルの差がそのまま稼働率と比例しています。
業界は今まで基本的にはギャンブル性の高い機種やハイリスクハイリターンの高価交換営業などで繁栄してきました。しかし最近では確率の甘い遊べるデジハネ台の台頭に低貸し玉営業・・・その時代の変化に素早く適応できるパチンコ店が今後生き残っていくのでしょう。
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