アルドーレ代表 Kimura'sコラム

帝国データバンクの記事によると、福島県を中心に４１店舗のパチンコ店を展開する売上規模業界第６位の企業が民事再生法の適用を申請したらしいです。この企業はここ数年で積極的な新規出店を進め、わずかの３年の間に売上を倍増、２０００億円を超える売上規模を誇っていた企業です。

ここの会社の存在は業界誌や各種紹介記事などで知っていました。とても先鋭的で業界を牽引する企業の１社であると認識していました。

それがまさか・・・・

直近の業界はパチンコホール企業の大型倒産だけでなく、関連機器業者、そして台メーカーにもショッキングなニュースが飛び交っています。
自分自身、ある程度の想像はしていましたが、さすがに業界に席を置く者として「ついにここまできたか・・・」と驚きを隠せません。

去年辺りから金融機関のパチンコ業界からの「撤退」が散見されてましたが、このニュースでその傾向は一段と強くなるでしょう。
ある不動産屋さんから聞いたところによると、パチンコ店が売りに出ても買うのはパチンコ業者ではなく、マンション業者が高値で落札するらしいです。最近ではマンション業者やその他業者がパチンコ店の買収に動いているらしいです。パチンコホールが狙われてる？？

今後も目を疑うような大型倒産や業界危機が待ち構えていると考えています。

「業界大激震」
これはプロローグに過ぎないのかも知れません。