アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2007/01/13
業界は誰のもの?
こんにちは。

2月に某メーカーから話題の機種がリリースされます。ヒット機種のシリーズ版でシリーズ3作目になる機種です。今までの実績、また他に目立った機種が無い事から注文が殺到してるようです。いつの時代からか遊技機の販売方法は、完全なメーカーの売り手市場となっています。あまり具体的に書くと問題も出るので販売手法の詳細は割愛しますが、自分が入社してこの事実を知った時は途轍もない疑念を抱いたものです。
この数年で遊技機購入費が莫大なものになっており、ホール経営者の経営を圧迫しております。資金力のある大手企業以外は膨大な入替費用を賄えず、営業力がジリ貧になっていったり、最悪は営業の存続に危ぶまれてる店舗もたくさんあります。

「入替もできないパチンコ店は潰れてしまえ!」と言われればそれまでですが、このような現状が本当にパチンコ業界にとって、そして何よりもパチンコを愛するファンにとって喜ばしいことなのでしょうか?最終的にはエンドユーザーであるお客様に全てしわ寄せがいってしまいます。パチンコ業界はホール経営者のものでもなければ、メーカーのものでもありません。パチンコを愛し、楽しんでくれているお客様のものです。これはメーカーだけの責任ではなく、我々ホール経営者を含めて業界に携わる者全てが再考すべき問題だと思います。

どっかの業界の品格のない代表者が「お金儲けって悪いことですか?」と記者会見で吼えていましたが、自分さえ良ければ・・・という考え方の業界/企業は長続きはしないと思います。
社会や世の中、地域に必要のない者は退席を命じられます。我が社も自社の存在する意義を掘り下げて考え直し、世間や地域に貢献できる企業/店舗でありたいと再認識しました。
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