アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2015/07/27
叱られる幸せ
皆さんは最近誰かに叱られましたか?
年齢を重ねたり、社会的立場や会社内での職位が高くなると叱られる回数が激減します。それは決して人間的に立派になったのではなく、ただ叱られ難い立場になっただけの話です。私自身も45歳、小さいながらも会社の経営者をしていることもあり、人から直接叱られる機会が減っていることに気づきました。

過去であれば父親を筆頭に親戚縁者、または人生や業界の諸先輩の方々に叱られたり、諭されたり、ご教示頂くことが本当に多かったです。

若いときは「叱られるというには幸せなことである」という言葉に多少違和感を感じることもありました。しかし今では叱られることは本当に幸せなことなんだと思えるようになりました。この歳になっても人から叱られないと気づかないこと、諭されて初めて理解できることや新発見が多々あります。

誰からも叱られない、諭されない経営者は危険な経営をしているかも知れません。この手の経営者は固定観念に縛られ、思考が傲慢になりがちです。※わたしです(汗)

私自身も裸の王様のような経営者にならないためにも、自分を叱ってくれる人には感謝の念を持つことが大切です。受け入れる寛大さと謙虚さを持てるよう精進します。
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