2015/07/18
日本型年功制度
久しぶりに読書をして文献要約をしました。 文献をするのは企業内インストラクター研修以来なので7年ぶりくらい?読み始め当初は苦戦しましたが、途中から昔の研修時代を思い出して覚醒したのか、一心不乱に完成させました。 実はこの「虚妄の成果主義」という本の文献は社内の人事システム改革プロジェクトの宿題でした。日本型年功制の素晴らしさを説いた文庫本です。人は金銭的報酬に報われるのではなく、次に任せられる仕事の内容で報われるという考えは面白かったです。 弊社では今まで能力主義/実力主義を掲げ、どちらかというと成果主義に近い人事システムを運用してきましたが、今回の社内プロジェクトの学びによって少し立ち位置を変え、社員さんが安心して長く働ける人事システムへと移行させようと思います。決してぬるま湯ではなく、向上心と競争心を持ってチャレンジすることを基礎とした、自脳・自走・自律できる社員さんを創造することが前提です。 成果だけで人を評価すると社風が歪みます。金銭的報酬だけで社員をモチベートしても人が育つ社風にはなりません。自社の人事システムが腑に落ちていない方にはお勧めできる本です。 |
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