2015/05/24
全体最適と自分最適
大阪都構想の投票結果の分析が発表されています。ここから言えることは反対者の多くが大阪がどうあるべきなのか?という全体最適ではなく、自分にとってどうなのか?という自分最適で考える民意の露呈です。全体の理想の姿を考えるのではなく、自分にとっての損得だけで考えてしまうと全体はいつまで経ってもよくならないし、結局は自分もよくはなりません。 もし会社で社長含めて社員さんが会社の成長よりも、自分にとっての損得だけで考えるような組織では会社が成長しないのはもちろん、その会社に在籍する社員も結局は成長できません。 何かを変えようとすれば必ずどこかに歪みは出るものです。リーダーは組織の全体最適で物事を考え、多少の個の歪みは目を瞑ることも必要です。みんなの顔色ばかり見る八方美人的なリーダーよりも、全体最適の理想を追い続けるリーダーこそが組織には必要です。歴史を振り返っても血の出ない改革などありません。 私は橋下さんのような強い信念は持ち合わせておりませんが、自他共に認める理想主義者です。もちろん現実も見なければなりませんが、その現実が自分の損得だけでは寂しいです。 損して得取れという諺があります。目先の得ばかりを追いかけても得はどんどん逃げていきます。損得だけで判断するのではなく、理念/信念によって決断できる男でありたいものです。 |
<<前のコラム |
次のコラム>>
|
|
|
|
|
文化・芸術など様々な分野で活躍するゲストを招いて対談。 |
お問い合せ |
ご意見・ご感想はこちらまで
office@ardore.co.jp |
コラム一覧 |
2015年01月
|
・26日
・19日
・15日
・13日
・11日
・01日
・01日
|
|
|