2015/05/11
永続するには人材育成
子供の頃から通っている焼肉屋さんに1年ぶりに行くと・・・廃業していました。家族経営で創業50年は経過している焼肉屋さん、昔から旦那さんが厨房を仕切り、息子さんと娘さんが接客を担当していました。数年前に旦那さんが亡くなられ、その後は高齢の奥様が厨房業務を全て担当していましたが、どうやら病気をされたようで廃業となった模様です。 普通であれば50歳は過ぎてるであろう息子さんが厨房を引き継ぎ、経営は続くはずだったのでしょうが、元来からここの旦那さんは「厨房は自分の持ち場」として息子さんに調理の一切を教えぬまま亡くなられました。息子さんは30年以上に亘ってホールで接客だけをやってこられ、家業を引き継ぐことができませんでした。 こんなケースって身近でありませんか? 私たちパチンコ企業においても上記のような話はよくあります。また中小零細企業では後継者を育成したくても手法が未熟だったり、逆に後継者自体がいなくて廃業するケースもあります。この焼肉屋は繁盛店で本来潰れるお店ではなかったはずです。先代にどんな信念があったのか知りませんが、結果として後継者を育てられなかったのは経営者(トップ)として失格と言わざるを得ません。 自社に当てはめても人材育成における課題は山積しています。企業が永続するためには人材育成は必須です。この画像の言葉こそが人材育成の全てのベースになります。 |
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