アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2015/01/15
性善説と性悪説
社内の社員感動委員会のメンバーが中心となり、1年間を通じて就業規則や社員評価制度を見直していく「清水塾」が昨日開催されました。第1講の昨日は就業規則の着手から始まりました。冒頭に画像の清水塾長より「就業規則の作成はある意味性悪説の考え方で進めてきます。しかし完成後の運用は性善説の考えで活用されたい」と仰っていました。

ご存知のように性悪説とは人の本性は悪であり、人は疑ってかかるべきという考え方、それに対して性善説は人の本性は善であり、人を信じるべきだという考え方です。しかし就業規則は原則企業のリスクヘッジの要素が強く、作成は性悪説をベースにして検討せざるを得ません。しかし運用はあくまでも性善説で活用することで公正で社員さんたちが理解/納得できる就業規則が出来上がるのだと思いました。

過去はこの手の協議に私は消極的で「中小企業にとって就業規則の整備なんか2の次」と考えていましたが、中小企業だからこそ必要であり、私が社長をしている間に完遂しなければならない大きな仕事の1つだと再認識しました。

画像の清水式賃金研究所の清水所長に塾頭を務めて頂いておるのですが、日創研の研修をコンプリートされている方だけに価値観が近く、とても謙虚で思慮深いながも熱い方です。この一年間の学びを通じて社員さんたちが更に働き甲斐を感じれる職場へと深化させます。

※HPアドレス http://www.shimizushiki.com/index.html
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