アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2016/09/21
社長の立ち位置
先輩経営者との経営相談を通じて、それぞれの経営者の社内における社長の立ち位置の違いを感じました。社長が組織内でどのような責任と役割を果たすのか?会社の最終責任者であるのは当然として、社長の職務内容は会社によって十人十色、その違いは会社の規模や財務状況、社長の年齢やパーソナリティ、組織の成熟度に影響されるように思います。

私は今年で入社23年目、社長に就任して7年目の46歳。創業者である父親のワンマン経営を反面教師としながらも、尊敬する父親の影響を強く受けていたこともあり、結果として自分流の管理型ワンマン経営を邁進してきたように思います。

ここにきて自らの社長の立ち位置を変化させてみようと考えています。先輩経営者は「自分の仕事は会社の未来を切り開くことだ、過去や現在の仕事のみに追われているようでは社長業はやれない」と仰っていました。

私は決してワンマン経営の全てを否定する訳ではありません。中小企業であればワンマン的な要素も経営には必要です。しかしワンマン経営の弱点は自脳/自走/自律できる社員さんが育たないことです。私は自社の社員さんが夢に向かって逞しく成長する社風を目指しており、それが会社の永続に繋がると考えています。

そのためにも自らの立ち位置を修正し、自分の仕事内容を見直してみようと思います。
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