アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2014/06/02
消費税
消費税が8%に増税されて2ヶ月が経過しました。今のところ世間で大きな悪影響は出ていないのと同じく、パチンコ業界においても特に増税の悪影響はないという声が大半を占めています。弊社も今のところは増税による客数の減少は感じていません。しかし当然ながら間違いなく消費税の納税時には増税分の負担がどこの企業にも重く圧し掛かります。

そこで話題になっているのが貸玉料金の外税方式。よっぽど他にネタがないのか、どの業界誌も大手コンサルもこのネタばっかりです。私見ですが外税方式にしたからといってホールの資金繰りは決して良くなりません。今までの内税方式でも実質はお客さまが消費税分を負担しており、ホールは消費税分を粗利益の調整によって捻出しています。外税方式にして貸玉料金に消費税分を上乗せしたころで、その値上げ分に嫌気をさした顧客が減少すれば意味はありません。

それよりも外税方式を取り入れることによって結果的に4円パチンコが4.32円パチンコと高レート営業になります。高レート営業になった分、交換したときの対価も以前より向上させることができます。それを上手く集客向上に繋げれれば、結果としてホールの資金繰りは良くなるかも知れません。マルハンは外税方式にして客数増加しているという情報もありますが、それはそんなに簡単なことではないと思います。ただ単に外税対応にしたからといって資金繰りはよくならないはずです。

弊社もどのように対応するのか検討中です。さて今からもう一度外税方式を取り入れてる大阪のホールさんの視察に行ってきます。
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