アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2014/02/23
100年続く会社を創るために
ある経済誌の抜粋ですが日本の企業の97%は中小企業、そのうち70%が赤字企業と言われています。つまりいわゆる町の社長さんの10人に7人は赤字社長だということです。また統計では会社は設立5年で85%が倒産/廃業、10年では94%、30年ではなんと99.98%が倒産または廃業するらしいです。


日本の社長は頑張って起業しても自動車のローンを払い終える頃には10人中8.5人の社長の会社が無くなり、30年後には1000社中で生き残れるのは2社程度、住宅ローンを払いきれる社長は奇跡としか言いようがないですね。少し極端な話ですが現実と大きくかけ離れた数字ではないことも分かります。

帝国データバンクの産業調査部の方が「起業して10年生き残る会社の条件」として3つのことを提唱されています。
1、「成長業界のニッチ分野に注目し、先駆者として市場参入している」
2、「自社のコアコンピタンスを認識し、そこに資源を集中投下している」
3、「経営者が明確なビジョンを打ち出している」

どれも当たり前のような気がしますが、それを実践できている会社は先の10年後の会社生存率と同程度かも?中小零細企業が敵の多い市場で大手と同じ商品で喧嘩をして勝ち残れる訳がありませんし、中小企業は自社の強みを絞り込み、その攻めるべき分野に資源投入することで「ここだけは絶対に大手や競合には負けない強み」を持たねばなりません。

ただ…分かっちゃいるけど実践できないのが現実であり、これらを実現できるのは至難の業です。

若い頃は「創業100年の会社?それが何なん?」と思っていましたが永く続いている企業の創業年数はそれだけお客様や地域から必要とされ続けてきた証拠です。私たちアルドーレは今年で創業46年、100年続く企業を目指して常に深化/改善を繰り返します!
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