2014/01/24
会社の使命は永続
友人が会社を清算しました。業績が芳しくないのは以前から知ってましたが、あまりの急展開に驚きました。長く会社経営をやっていると業績の良い時もあれば逆の時も必ずあります。業績が良い時に内部留保できた資金はあくまでも将来の投資資金であり、不測の事態のための余裕資金、悪くなった時に内部留保金がないと中小企業なんて簡単に潰れます。 つい先日その友人と会いました。思ったより元気そうで安心しました。清算する決意をしたことによってある安堵感もあったのかも知れません。今現在よりも数年間に亘って資金繰りに奔走していた時が一番苦しかったのかも知れません。資金繰り奔走は経験した者でしか分からぬ極限の苦しさがあります。 大手企業と違い、中小零細企業の経営者の会社破綻は個人資産を含めて全てを失うのが通例です。友人も最後は従業員さんの最後の給料支払いだけを守り、それ以外の全てを投げ出しました。そんな友人に「木村さん、良い会社を創れよ」と逆に励まされました。 友人がまた必ず復活することを祈ると同時に応援をしていこうと誓いました。日創研の田舞代表が仰る「会社の使命は永続することである」を再度肝に命じ、真摯に経営に努める所存です。 |
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