アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2013/09/04
パチンコ店の本筋
私は昔から中華の王将とパチンコ店には共通の部分があると思っています。どこの王将もメニューや食材はほぼ共通のはずですが、繁盛しているお店もあればその逆もあります。おそらくその差は作り手によって味の違いがあったり、立地の良し悪しや店舗規模の大小、クレンリネスや接客レベルの差、また画像のような販促物の上手い王将もあれば逆もあります。

パチンコ店のメニュー(遊技台)もマルハンさんだろうとアルドーレだろうと原則はどこもよく似たようなものです。しかし食材を活かすのが調理師であるのと同じく、遊技台の調整メンテナンスの違いは各社/各店舗によって様々です。もちろん立地や店舗規模の差、接客サービスの質の違いも顧客満足に大きく関わってきます。同じ遊技台を並べていても自店のポテンシャルや競合環境によってお客さまの満足度は大きく変化します。同じ海物語でも競合店との差をどのようにして打ち出すのかはパチンコ店も王将も同じような気がします。その少しの違いが業績に大きく影響します。


ちなみに今回初めて入店した王将の立地は良く、接客サービスやクレンリネスは感動レベル、しかし日曜日のお昼で入客率は50%前後でした。その理由は肝心の味のレベルがとても低かったのです。どこの王将も同じ「王将」の看板を掲げ、基本的に同じ食材を使っているはずなのにここまで味が違うものなのか…

これもパチンコ店と共通する点があるように思います。いくら立地や設備、その他接客レベルが素晴らしくても肝心の遊技台の魅力がないと顧客満足度は一気に低いものになってしまいます。接客などに代表されるソフトサービスの向上が最近のパチンコホールの差別化戦略になる傾向がありますが、まずは肝心の遊技台を魅力的な商品に味付けして顧客に提供することがパチンコ店の本筋だと思うのです。ソフトサービス向上の努力は怠ってはいけませんが、本末転倒なパチンコ店にならぬよう我が社もバランス良い運営を目指していかねばなりません。
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