アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2016/08/01
建て前論では何も解決しない
大当たり1/40以上、安心・安全がキャッチコピーの「ちょいパチ」、メーカーからの導入条件は4円パチンココーナーへ設置、1機種2台、総台数8台以上の導入です。現時点での導入店舗数は全国で約150店舗と導入率僅か1.3%程度、そのうちマルハンさんが約100店舗導入と全体の65%以上を占めています。


大阪で導入されている数店舗を視察しましたが、このスペックを好んで打つ4円ユーザーはほとんどいないと思われます。今や低貸玉の全国の設置台数シェアが45%を越える現在、低貸玉との棲み分けが非常に難しいと思われます。

結局はメーカーが遊技客のために開発した遊技機ではなく、行政へのポーズのためにリリースした感が拭えません。決してそれを全否定する訳ではありませんが、建て前論だけに終始せず、安部総理が掲げる憲法改正ではないですが、抜本的な風適法改正、またはパチンコ業法の立法化が必要な時代になっているように思います。建て前論だけでは業界の真の発展はあり得ません。



<<前のコラム | 次のコラム>>
対談!meets ardore代表 木村友彦
文化・芸術など様々な分野で活躍するゲストを招いて対談。
お問い合せ
ご意見・ご感想はこちらまで
office@ardore.co.jp
コラム一覧
1982年03月
     
ARDORE ホームページ