2013/06/01
業界短観
全日遊連が発表した3月末の全国の営業店舗数は1万1089店舗で前年同月対比で179店舗の減少、平成7年のピーク時に比較したら7000店舗以上減少した計算になります。また今年の3月は52店舗の廃業店舗があったらしく、一ヶ月の廃業店舗が50店舗を超えたのは3年ぶりのことだそうです。 ここ3〜4年は低貸玉営業で廃業店舗数が鈍化していましたが、4円パチンコユーザーの継続的な減少に加え、最近では低貸玉市場も供給過剰により完全に飽和状態、パチスロ市場も今年になり縮小傾向になっています。大阪でも廃業店舗や優良企業にオーナーチェンジする店舗が年に15〜20店舗程度はあったように思いますが、今年はそのような店舗数が一気に加速しそうな気配です。 アベノミクス効果がこのまま続いたとしても、パチンコ業界の顧客層にまで好況感が届くのはおそらく来年以降、それまではパチンコの参加人口は減少し続け、廃業店舗数は増え続けるはずです。遊技台に関しても年内は大きな期待はできないでしょう。つまりこの一年前後は私たち中小規模のパチンコ企業にとっては正念場だと思います。 このような正念場こそ、最後まで諦めない気持ちが大切です。業界の歴史を振り返っても、辛抱できず撤退した企業が後になって「もう1〜2年我慢できていれば再生できていたのに…」と後悔するケースを何度も見てきました。私たちアルドーレにとっても今しばらく苦難の道は続きそうですが、このピンチをチャンスに変えてこそ永続できる企業となるための絶対条件、私たちのチャレンジは永遠に続きます。 |
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