最近、同業他社の視察頻度を高めています。
おそらくこの一ヶ月ちょいで軒数にして累計70店舗前後(同一店舗複数視察含)の同業他社を視察しました。それこそ20代の頃は常に年間300店舗くらいのパチンコ店を視察していましたが、ここ最近はめっきり少なくなっていました。
久々に視察をして思ったのは「百聞は一見に如かず」です。
視察に行かなくても最低限の情報は社内や業者さんから入手できますが、実際に自分の目で見たり、遊戯することで感じる体感と人からの伝え聞きいた情報では雲泥の差があることに気づきます。やはり言葉や数字だけでは表せない雰囲気や微妙な感じ方があるものです。
ここ最近の視察で気づいたことは、自分が思っている以上に「パチンコ店からお客様の足が遠のいているという事実」です。数字では分かっていましたが、実際に自分の目で稼働率30%以下の店舗が大半であることを目の当たりにして驚きを隠せませんでした。特に4パチの状況はどこも悲惨です。
次に気づいたのは、繁盛店に共通して言える「競合店との差別化」です。繁盛店には必ずその店舗にしかない強みを持っています。その強みが競合店と比較して圧倒的に強いか否かでダントツの一番店であったり、中盤以下だったりと明確に稼働に表れています。その強みは店舗規模であったり、営業方法であったり、接客であったり、演出であったり、その繁盛店によって様々なのは今も昔も同じですが、その強みの質は過去と比較して相当強靱なものでない限り、真の強みにはならないということです。
そして最後に気づいたのは「パチンコ店の経営者である以上、パチンコ店へもっと足を向けよう」ということです。自分が若い頃、大先輩の経営者があまりにもパチンコ店の現状を知らなかったり、何年もパチンコをしたことがない、という人が多いことを知り「それでよくパチンコ店の経営者が務まるものだ」と小馬鹿にしていた時があります。恥ずかしながら今はそれが自分に当てはまっているかも知れません(汗)
日産を再生させたカーロスゴーンさんは心から自動車を愛しているそうです。今でも自社の試作車の試運転をするそうですし、自身でサーキットを走るくらい運転することが大好きなそうです。
もう1つ繁盛店に共通していることはその会社の経営者、または経営幹部が自社