2012/09/07
4円パチンコの行く末
今に始まったことではありませんが、全国的に4円パチンコの客離れが止まりません。当社が加盟しているコスモスクラブの全国データを見てみると、8月の4円パチンコの加盟店平均アウトは16500個、台売上26500円、台粗利4400円でした。8月はお盆期間があり、最終週とはいえAKBのリリースもありました。そのような中で平均アウトが16500個とは驚きました。 今日は大阪で有名な商店街の同業他社11店舗の視察をしてきました。今日の昼前後で店舗稼働率60%を超えていたのが3店舗(65%〜70%)、30%〜40%が4店舗、10%前後の店舗が4店舗ありました。4円パチンコはおろか低貸し玉もパチスロも完全に飽和状態です。どこの商圏でも同じですが大体3〜4割のパチンコ店は開店休業状態です。 今後も4円パチンコの顧客離れは更に激しくなり、地域一番店か二番店のみでしか4円パチンコは生き残れないでしょう。また4円パチンコの稼働低下により、低貸し玉シェアは増え続け、下手したら年内には低貸し玉の設置シェアが4円パチンコを上回る可能性さえあります。4円パチンコは海外のカジノのように一部のハイローラーのみが遊技できるパチンコになるかも知れません。ここ数年は鈍化していた廃業店舗数ですが、年末から来年にかけて増えてくるのではないかと予測します。来年は全国店舗数がいよいよ1万軒を切るかも知れません。※ピーク時の平成7年で1万8千軒 我が社は4店舗中3店舗が4円パチンコを設置するパチンコ店です。今後の事業環境の更なる劣化を踏まえて対応する術を幾つか持っておかねばなりません。 |
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