アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2016/06/16
お客様目線
先日、温浴事業を営む経営者と視察を兼ねて温浴施設に行ってきました。私もこの数ヶ月で数十箇所の温浴施設を視察したので、それなりの評価の目線を持っていたつもりでした。しかし現役温浴事業経営者の視点は鋭く、私の全く気づかない設備面や運営面の気づきを沢山レクチャーしてくれました。


この違いが何なのか少し考えてみた結果、私はお客様目線、対して温浴経営者は運営者目線の評価の違いだと思いました。私は温浴事業の運営者ではないので、どうしても目線がお客様の立場に立ってしまいます。

これは私がパチンコ店の視察に行くと運営者目線になるのと同じです。しかし本当は両方の目線を持たなければならないのでしょう。運営者目線だけで自店や同業他社を見ても、本当の強みや問題点は分かりません。逆にお客様目線しか持たないのも危険な感じがします。

運営者目線はその仕事を長く続けていくことで醸成されますが、逆にお客様目線の視力はその仕事が長ければ長いほど悪化し続けます。いつか温浴事業の運営者になったとしても、お客様目線の視力が落ちない努力が必要です。
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