アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2012/07/21
王者の風格
吹田遊技組合にて関東視察を敢行しました。大田区にオープンしたアローさん、同じく大阪から進出した神奈川県のデルーサさんと123さん、そしてマルハンさんの新たなコンセプトの千葉北店、その他はマルハンさんや楽園さんの出店で超激戦区となったやすださん本拠地の板橋区大山駅エリア、そして話題の品川区のハリウッドさんとゴードンさんなどを視察してきました。

一泊二日の強行日程で合計15店舗ほどを視察しましたが、想像以上の気づきと学びを得ることができ、大きな刺激を受けました。どの店舗も激戦区の繁盛店であるだけにオンリーワンの質の高いコンセプトが貫かれており、店舗デザインから販促や接客に至るまで超個性的でした。個人的には大山エリアの楽園さんのお店から漲る「本気さ」にとても惹かれました。

しかしなんといっても今回の一番のサプライズはマルハン千葉北店。それは斬新な島レイアウトやハイセンスな店舗デザインや装飾関係、クオリティ高い複合飲食施設ではなく…ある一人の女性スタッフでした。

大人数での同業者視察は視察店舗の迷惑にならないよう、できるだけさり気なくバレないように店舗内を徘徊するものです。もちろん自分も注意を払いながら店舗内を拝見していたのですが、女性スタッフから声をかけられてしまいました(>_<)

女性スタッフ「何かお困りのことはないですか?」
私「いや別に・・・(汗)」
女性スタッフ「今日はどちらからからお越しですか?」
私「大阪でんねん・・・(大汗)」
女性スタッフ「もしかして同業者様ですか?」
私「・・・・・はい(汁)」
女性「わざわざ遠方よりお越し頂きありがとうございます。わたしくマルハンの〇〇と申します」

…と名刺を頂き、ご丁寧に設備の説明やコンセプトなどを満面の笑みと親近感溢れるアイキャッチで親切に教えて頂きました。その女性スタッフは役職の方ではなく、若い一般社員の方でした。

このやり取りにはさすがにド肝を抜かれました。「この女子オレにホレてるな?(#^.^#)」と一瞬錯覚を起こしましたが、もちろんそんな訳はなく、きっとそのような指導をマルハンがしているのでしょう。さすがマルハンというべきか、王者の風格のようなものを感じました。今回のスタッフの応対はナンバーワン企業の同業者に対する余裕というか、器量の大きさや懐の深さを見せつけられたよ
<<前のコラム | 次のコラム>>
対談!meets ardore代表 木村友彦
文化・芸術など様々な分野で活躍するゲストを招いて対談。
お問い合せ
ご意見・ご感想はこちらまで
office@ardore.co.jp
コラム一覧
1987年05月
     
ARDORE ホームページ