アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2012/05/23
プロの自覚
今日は休日を貰い、鈴鹿サーキットを走ってきました。今回は先日のスーパー耐久シリーズ第3戦ST4クラスで優勝したプロドライバーの藤村政樹選手に自分の車を同乗ドライブしてもらいました。今までも何度かプロドライバーの同乗走行は経験していますが、藤村選手の走りはとてもアグレッシブでモノ凄い横Gで少し気分悪くなりました…(^_^;)

当たり前ですがプロとアマの違いを感じました。レースを本職とする者と遊びでサーキットを走る者との違いは明白です。それはタイムやテクニックだけでなく、想いの深さや走りに懸ける情熱や向上心、プロとしての自覚やプライドなど到底アマチュアが敵うものではありません。

プロとアマの一番の違いは「メシの種としているか」の違いだと思いました。若手レーサーはスポンサーを探しながらとは言え、レースでメシを喰っているか、あるいは喰おうとしています。その道で人生懸けて本気でやっているプロレーサーに自分のようなメタボ系エセレーサーが勝てる訳がありません。。


となると私たちは何のプロでしょうか?

それは今の職業(職責)のプロです。社会人と呼ばれるからにはお給料を頂いているはずです。と言うことは今の職業がメシの種になっています。つまり私であれば「パチンコ店経営のプロ」であり、店長であれば「パチンコ店運営のプロ」、一般社員さんなら「接客のプロ」かも知れませんし、「台メンテナンスのプロ」かも知れません。経理担当であれば「経理のプロ」でしょう。

決して「俺は仕事のプロだ!」と傲慢になっているのではなく、プロ意識を自覚することは大切だと思うのです。アマチュア社長が経営している会社は業績が悪いはずですし、最悪は倒産してしまいます。アマチュア店長は業績を上げることはできず、降格になるでしょう。

問題は年々プロの領域のハードルが高くなっていることです。それくらい事業環境や働く環境は厳しくなっています。

プロであり続けるということは夢を持ち、情熱を待ち続けること。そして今日よりも進化した明日の自分を実現すれば1つ上のステージが与えられます。自らの可能性に限界はない!プロの自覚を持って仕事に取り組めば成長するスピードが速くなるはずです。

しかし…

私のLAPタイムはそろそろ限界のようです(-_-;)





<<前のコラム | 次のコラム>>
対談!meets ardore代表 木村友彦
文化・芸術など様々な分野で活躍するゲストを招いて対談。
お問い合せ
ご意見・ご感想はこちらまで
office@ardore.co.jp
コラム一覧
1989年07月
     
ARDORE ホームページ