アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2016/05/26
親孝行の代行サービス
シニアホームケアサービスのセミナーに参加しました。内容は在宅高齢者を対象とした会員型の見守りサービスを通じ、オプションサービスとして家事代行などの生活サポートサービス、住まいのお困りごとを解決する水回りや電気・エアコンなどのコンビニサービス、そして快適に住まえるためのリフォームサービスなどを受注して売上をつくる仕組みとなっています。

地域の高齢者にターゲットを絞り、安心して暮らせるサービスを提供する社会的意義の高い事業だと思いますし、我が社の事業ドメインとも合致する面はあります。しかし少し穿った見方かも知れませんが、現実には事業収支を合わせるために、高齢者にオプションサービスの押し売りになりそうな気配がして、食指は動きませんでした。

セミナー講師はこの事業の本質的意味、事業ドメインを「親孝行の代行サービス業」と提唱していました。時代の変化に伴って様々な事業が誕生し、その裏で多くの事業が消滅しています。パチンコ事業もコンセプトを深堀することで、何か新しい発見があるかも知れません。
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