アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2016/05/03
ウサギとカメの教訓
GWも週末を残すのみとなりましたが、今年のGWは弊社各店舗とも予算通りの業績を達成できそうです。ただ競合店の稼動データを見ると弊社だけに限らず、概ねどこの店舗も賑わっていたようです。このように予算に対する予算/実績対比も日々追いかけていますが、競合店との稼働率やシェア率も日々確認しています。


自社における予算が達成できていても、競合店と比較してシェアで劣っていると単純には喜べませんし、競合店より稼働率で勝っていても、予算/実績対比が未達成だと喜びも半減してしまいます。

これらは経営をする上で絶対必要な指標ではありますが、経営の目的や喜びが予算をクリアすることや、競合店に勝つことだけになるのは危険です。

ウサギとカメのおとぎ話の教訓として「ウサギはカメに勝つことだけを目的」にしていたことに対し、ウサギは「ゴールにたどり着くことを目的」としていた、「何を目的にするかで結果は変わる」という教えがあります。

経営の目的は経営理念の実現です。理念を追いかけることで人は育ち、お客様が満足し、会社は繁栄します。ついつい目先の業績や目の前のライバルに勝つことだけに目を奪われがちですが、常に理念を見据えたカメでありたいと思います。
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