2011/08/29
市場価格
先日の大遊連の臨時理事会にて「いわゆる業界でいうところの等価交換は違法性が高い」との見識からパチンコは100円を28玉〜42玉交換、パチスロは5.6枚〜8.4枚の範囲内で交換することを組合で決定し、府警本部に決定内容を上申するという。 色んな問題もあるので細かいことまで書けませんが、何が違法の疑いがあるのかというと大和産業から仕入れている100円景品の市場価格は112円〜168円である、等価交換を実施しているホールは100円で仕入れた景品を100円で交換している、これは著しく風営法違反の疑いがある、という建前らしい。 は?市場価格?誰がそんな数字はじき出したんだ? 大阪の約2割弱の店舗がこの問題に直面します。また我が社の5店舗全てに当てはまってしまいます。(汗) しかもこれは現時点で大阪だけの問題であり、他府県では等価交換営業は継続されます。何やねんそれ?(怒) 節電規制による輪番休業や広告規制に始まり、一般景品の500円切り(1000円切りの噂もあり)、そして今度は交換率規制です。次の規制は一体何なんだ?業界に絶対的な弱みであるアキレス腱があることに憤りを感じます。 個人的見解ですがいわゆる換金問題を解決しない限り、パチンコ業界はいつまで経っても風営法の取り締まり対象業種から脱却できません。パチンコ業界の歴史は70年前後、70年間で飛躍的な変化をしてきましたが、根本的なことは未だ昔と同じで手つかずです。このままで本当に良いのか? 業界の変革は業界人の手で! まだ時間はかかるかも知れませんが、自分が業界人でいる間にこの問題を乗り越え、次の業界人にバトンタッチできることを心より願います。 |
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