2016/04/25
今ここ
会社を潰した経験のある友人と話す機会がありました。彼は逆境から脱し、現在では「今の自分があるのは倒産体験のお陰」と過去の負の体験を前向きに解釈できるまでになりました。しかし議論を深めていく中で、まだそんなことを言っているうちは過去に未練があるのかも知れない、という話になりました。 過去の負の体験を前向きに解釈できるようになったのは、間違いなく一歩前進です。しかし更に次のステージに進むためには良い意味で過去とは決別し、「今ここ」を無我夢中で生きていることではないかという結論に達しました。 変えることのできない過去を憂うのはもちろん、過去に感傷的になるのでもなく、どうなるか分からない未来のことばかりを考えるより、「今ここ」を本気で生きる。このフレーズは日創研のPSV研修や自己啓発本の「嫌われる勇気」でも提唱されています。 議論を深めることで「今を生きる」という言葉が自分の腹に落ちました。 |
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