アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2011/06/12
無償の愛
昨日母親から「会社の人がお父さんの誕生日プレゼントを自宅まで届けてくれたよ!」と連絡がありました。今朝実家でそのプレゼントを見せてもらいました。ゴルフボールに全社員さんから自筆の「ありがとうカード」を綴ったアルバム、そして室長の杉田からはお手紙まで頂いたようです。父親も喜んでいましたが、母親は「木村家の宝物にする」と大切に保管していました。


ここ数年、我が社の社員さんは私の誕生日祝いを毎年してくれています。その度に承認と感動を与えて頂き、誕生日は自らの価値を最も感じることのできる日になっています。そのことを私の両親も大変喜んでくれていました。まさか次は会長にまでその感動を頂けるとは・・・持つべきものは親不孝者の息子より上司想いの部下ですな。(笑)

我が父は今年で79歳になりました。体力はもちろん気力面も最近は衰えを感じるようになりました。父親を自らの目標としていた自分にとって、元気のない親父を見ると苛々したり、もどかしく思ってしまうことがありました。父親に対して「強くて男らしい父親であり続けて欲しい」という私の強欲さの表れです。それは「〇〇であって欲しい」という有償の愛です。これからは見返りを求めるのではなく、無償の愛で父親と接していくことが最大の親孝行です。社員さんから親父への誕生祝でそんなことを気づかせて頂きました。

私にとって一番尊敬する男は41歳の現在であっても親父です。どんな有名な経営者や著名人、例え歴史上の偉人であっても、私からしたら親父が最も高い山であり目標です。それは永遠に越えることのできない山かも知れません。それでも親父のような男を目指し続けていくことが私の成長の根源になると信じています。

木村成雄はアルドーレの生き字引です。その想いが未来永劫受け継ぐことのできる会社を目指し、アルドーレは成長発展していきます。
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