アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2011/05/14
捜索中
自分は3年半ほど前から本社の男子便所の掃除係の重責を果たしております。(笑)
便所掃除に関しては色んな著書や文献が出ています。率先垂範や凡事徹底、便所掃除から得ることのできる学びや気づきは膨大です。我が社の社員も自発的に便所掃除や近隣地域清掃などを毎日実践しています。・・・とまあ、便所掃除には色んな意味合いがあり、私も便所掃除を続けていますが、実は「途中で止めてしまうのが自分に負けたようで悔しい」という一念のみが継続できている理由です。

今朝も便所掃除に取り掛かると「ん?掃除用具の置き方がいつもと違う」と気づきました。そんな中で掃除をし始めると画像の手洗いの蛇口がピカピカになっていることに気づきました。さすがに毎日やっていると少しの変化にも気づくものです。

実はこの蛇口部分はずっとカビが生えており、自社で保有しているタワシでは磨き切れない箇所だったのです。「いつか見合った掃除用具を買って磨いてみよう」と思い続けて3年半・・・結局私は3年半も便所掃除をしながらカビの生えた蛇口部分をピカピカにすることはありませんでした。便所掃除がルーチンになっており、初めは気になっていた汚れもいつの間にか見えなくなってしまっていたのです。工夫も創造もチャレンジもなく、ただ同じ個所を淡々と掃除していただけ・・情けないw

その蛇口がピカピカになっているのです。一体誰なんだろう?数名の本社スタッフに聴いてみたところ、まだ誰なのか分かりません。是非ともどんな気持ちで磨いてくれたのか教えて欲しい。久々に便所掃除から学べそうな予感です。^^

<<前のコラム | 次のコラム>>
対談!meets ardore代表 木村友彦
文化・芸術など様々な分野で活躍するゲストを招いて対談。
お問い合せ
ご意見・ご感想はこちらまで
office@ardore.co.jp
コラム一覧
1980年04月
     
ARDORE ホームページ