アルドーレ代表　木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

長かったＧＷも終了しました。今年のＧＷは震災の影響もあり、海外旅行組や遠出される方が減少したこともあり、近場の娯楽施設は賑わったようです。
ある第３者機関による加盟店全店舗の先週一週間の４円パチンコ平均稼働は２０２２９個、パチスロは１０８８９枚でした。「４円パチンコの週間平均２万個超えは９ヶ月ぶり」という報告に驚きを隠せませんでした。ダイコクのＳＩＳデータはもう少し高稼働だと思いますが、ＳＩＳユーザーは本当の全国平均より少し高めと予想していますので、この第３者機関のデータは実質データに近いと思われます。

これが全国の４円パチンコの現状か、と考えると恐ろしくなります。１０年前なら１，５倍以上は軽く超えていたでしょう。

我が社も直近の業績と比較するとＧＷの伸び率は高かったですが、それでも２年〜３年前と比較すると店舗にもよりますが概ねダウンを余儀なくされています。

今年はどのように業績が変化するのかイマイチ読めない面があります。震災直後はパチンコ店はもちろん、お客様も自粛モードで業績ダウン、４月中盤に広告自主規制が解かれた頃からＧＷまでは近場の娯楽ニーズが高まり、一時的な業績回復が見られましたが、今後はどのように顧客ニーズが変化するのか不透明です。環境認識や顧客ニーズを読み違えると営業的に大きな損失を出してしまうこともあり得ます。


こんな時こそ経営者や経営幹部の舵取りが重要です。必ずピンチの裏にはチャンスが隠れています。逆境の時こそ成長できるチャンス、チャレンジあるのみです。

1976年07月