アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2011/05/06
社長は無言であれ!
運営部会議の真っ最中です。
運営部会議は各店舗の月次キャッシュフローの予実管理、また店舗を運営する上で重要な議題の協議・審議を図る会議体であり、我が社の中でも上位にランクする重要な会議体です。昨年度までは私と杉田経営企画室長、運営部課長の志水と前田の4人で運営していた会議体でしたが、権限移譲の意味合いもあり、今年度からは各店舗の店長も参加しています。

キャッシュフローの予実管理が終了し、各協議事項の1つ目「笑顔キラキラ情熱プロジェクトのゴールイメージの明確化」について協議している最中です。運営部会議では私はオブザーブに近い位置づけなので、先ほどからみんなの協議を黙って聴いています。


う〜ん、意見が分かれてなかなか熱い展開になってるぞぉ!

それぞれの意見に根拠があり、個々の個性や強みが分かってなかなかおもしろい状況です。(笑) 話をやたら堅く難しい方向に導く上之薗店長、独特なフェチ提案はするが、みんなに却下されまくり、受け入れざるを得ない中田店長、場の雰囲気を感じながら無難で的確な発言をする小出店長、議題を根底から覆すKY発言を連発する森川店長、顔は笑っているが恐ろしい眼光で周囲を服従させようとする前田課長、みんなの意見を「それは正しい」「それは違う」と裁判官のような完全無敵の鉄壁なフィードバックをする志水課長・・・・

随分とうちの幹部連中も成長したなぁと感心しています。協議の場で欠かせないことは「調和を前提とした対立」です。良くあるケースでは会議になると私のような傲慢者の独演会になったり、なぁなぁの馴れ合い会議、本音の意見が出ない依存型会議になりがちです。

調和を前提としながらも、個々の想いや本音の意見を出し合える組織は質の高い強いチームであると思います。その逆は無責任者の集まり、そして会議は無駄な時間でしかなく、何も成果を出すことはできないはずです。

今日の会議で1つ大きな気づきがありました。
「社長が会議で喋らないほうが良い成果が出る」
・・・という恐ろしい気づきでした。(笑) 

今日の気づきを活かして更なる強くて良い会社を創る所存です。^^






<<前のコラム | 次のコラム>>
対談!meets ardore代表 木村友彦
文化・芸術など様々な分野で活躍するゲストを招いて対談。
お問い合せ
ご意見・ご感想はこちらまで
office@ardore.co.jp
コラム一覧
1972年10月
     
ARDORE ホームページ