アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2011/04/28
サイエイJUMBOグループ
岡山県を中心に店舗展開されているサンエイJUMBOグループの経営指針発表会にご招待頂き、本日参加させて頂きました。第1部ではオリンピックメダリストの有森裕子さんの「想い続ければ夢は叶う」というテーマの講演がありました。マラソンを人生に例えながら、前向きな気持ちの大切さを教えて頂きました。アスリートの言葉って分かりやすく腑に落ちます。内容もそうですがプレゼンスキルも大変参考になりました。


経営指針発表会ではサンエイさんの個性や強みが最大限発揮されていました。全11店舗300人以上の従業員数を誇りながらも、「社長が会社の父親」、「会社の仲間はみんな兄弟」というような質の高い家族的なチームワークが風土として確立しています。

同業他社さんの社員総会に参加したのは初めてですが、大きな気づきと沢山の学びを得ることができました。我が社と比較すると社風はもちろん違いますし、企業理念やビジョンも当然違います。今回、最も再認識できたのは「社風は社長の想いや考えが色濃く反映されるものだ」ということです。

サンエイさんにあってアルドーレにないもの、それは人を許す寛大さや奉仕の精神、また素直に自分を表現できる屈託のない元気さや明るさ、そして仲間を認め合い、信じ合う家族的な風土です。それはそのままサンエイグループの吉田社長と私のパーソナリティの違いだと痛感しました。

とある先輩に教えて頂いた言葉があります。
「会社の器は社長の器以上の大きさには絶対ならない」

会社の質は社長の経営への想いや経営戦略の内容によって決定されていると言っても過言ではりません。社長が率先垂範して日々学び、自らの思考や社長の仕事力を向上させることが「本当の良い会社」への必須条件です。

サンエイさんは2020年度までに店舗数100店舗、売上高7200億円の将来ビジョンを掲げています。吉田社長は発表の中で「本当に良い会社」をつくりたい、と何度も力強い言葉で話されていました。このような企業がパチンコ業界に存在することを私は誇りに思います。
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