アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2011/04/19
負けてたまるか経営
ネット記事で今年のマルハンさんの入社式のレポートが掲載されていました。
韓会長は冒頭の挨拶で「マルハンは売上高2兆円超の企業に成長してきた。しかし決して平坦な道を歩んできたわけではない。過去にはボウリング場経営と海外でのホテル事業で、大きな失敗があった。ところがその度に優秀な社員の力によって乗り切ってきた。そして今回の地震においても、『がんばろう日本』が合言葉となっているが、我が社ではさらに『負けてたまるか』という“マルハン根性”を出し、この危機から立ち直っていく。天が落ちて地球がふさがっても、そこから這い上がる道は必ずあるはずだ」と語ったようです。


さすがは業界NO.1企業のTOPだと再認識しました。昨今では「がんばろう日本」や「ありがとう経営」など耳に心地よい言葉が乱用されています。決してそれらを否定している訳ではなく、それらの言葉にも深い意味と崇高な想いがあると思っています。

しかし現在の日本は戦後始まって以来の国難、会社で言えば破綻懸念状態、個人で言えば人生最大の逆境にブツかっているのと同じです。そう考えると美麗賛句のキャッチコピーやスローガンも大事ですが「負けてたまるか」というエネルギッシュでチャレンジブルな力強い気持ちが逆境や困難に立ち向かう源になります。

私自身も過去に大きな問題や高い障壁にブツかる度に「負けてたまるか!」と自分を奮い立たせ、逆境を乗り切ってきたつもりです。マルハンの韓会長もそうですが、パチンコ業界の創業者の方々はみんな激動の時代を「負けてたまるか精神」で勝ち残ってきた人たちです。

苦境の現在こそ「負けてたまるか!」と本気で戦うことが必要です。
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