アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2011/04/15
広告規制
震災後、大阪の遊技組合もいろいろな自粛案や支援策を決定しています。
まずは節電や一定期間内の広告規制が迅速に指示されましたが、この広告規制はあまり順守されなかったみたいです。今回私たちアルドーレは組合の広告規制などは賛同する面があったので順守しました。過去は「組合規制破りのアルドーレ」でしたが、組合員として守るべき点は今後も協調していきますし、賛同できかねる面があれば正々堂々と違う方向を目指します。

震災後、それぞれの企業の考え方や業界の立ち位置、個々の人間模様など、今まで見えなかった光や陰の部分を感じます。「どれが正しい」なんて私には言えませんが、嬉しくなることもあれば、残念な感情を持つこともしばしばです。

東京の石原都知事が公の場でパチンコ業界バッシングとも取れる発言をされました。こんな時にいつも批判を受けるのもこの業界の常です。哀しい現実です。

しかし、そんなご批判の声に対して利己的な観念のみで反発だけするのではなく、真摯に受け止めるべき点は受け止め、違うと思ったことに対しては正々堂々と反論すべきだと考えています。

現実に被災地周辺で営業をされているホールが被災者たちのストレス解消の場にもなっているケースもあります。また被災地には多くのパチンコホールも存在し、店舗が壊滅状態に陥り、経営破たんが懸念されている企業も多々あると聞いています。

日本が未曾有の事態に陥っている中、誰かを批判したり責任を押し付けたりするだけでは復興は実現しません。こんな時こそ健全な価値観にて己の責任を果たすことが大切ですね。「誰かがやってくれるだろう」ではなく「俺が自分の責任を果たすことが日本復興の一翼を担ってるんだ」と個々が責任を持った生き方をすれば復興のスピードが高まるような気がします。

本当に必要な規制や自粛はやるべきですが、どう考えても理不尽なものは徹底排除することが再生への必須条件です。



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