アルドーレ代表　木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

マルハンさんのＨＰで公開されている決算書（０９年３月）を久々に閲覧してみました。売上高２兆円、店舗数２４３店舗、従業員数１２６００人（社員４２００人）を誇ります。

それと比較して我が社は昨年決算で売上高１１２億円、店舗数４店舗、従業員数１２２人（社員２２人※０８年４月１日時点）です。比較するとマルハンさんは売上で我が社の１７８倍、店舗数で６０倍、従業員数で１０３倍（社員数１９０倍）です。

はっはっは！なんじゃこりゃ！業界規模ＮＯ．１と我が社の違いはケタ違い！
ここでＢＳ研究所の木村勝男会長が推奨している「一人当たり」というモノサシを使うと・・・

○一人当たり売上※社員のみ
・アルドーレ：５億９０００万円
・マルハンさん：４億７６００万円

○一人当たり経常利益※社員のみ
・アルドーレ：１４２０万円
・マルハンさん：１１９０万円

ちなみにＲＯＡ/ＲＯＥでは・・

○ＲＯＥ
・アルドーレ：３０．９％
・マルハンさん：２３．９％

○ＲＯＡ
・アルドーレ：２５．７％
・マルハンさん：１９．４％

○売上高経常利益率
・アルドーレ：３．９％
・マルハンさん：２．４％

モノサシを変えてみると業界ＮＯ．1企業にも太刀打ちできる数字を残すことができます。店舗数や売上高に代表される「量」を表す数字は世間に分かり易いですが、社員一人当たりのモノサシや財務指標の視点から見る「質」の部分も大事です。今まで自分は５店舗よりも１０店舗が凄く、３０億円の売上より１００億円が偉い！・・と思い込んでいるフシがありました。もちろん量も大切ですが質の部分で更なる追求をすることで、少数精鋭の目標達成集団を創っていこうと再認識しました。

1982年10月