アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2009/11/06
吹田組合視察ツアー
本日、吹田遊技組合主催による名古屋/岐阜の繁盛店視察ツアーに参加してきました。
今回の視察のポイントは2つ、全国でも有名な低貸し玉営業の激戦区となっている岐阜県の状況を視察すること、県外大手企業にガチンコで戦う地元大手企業、そして小規模店でありながらも明確なコンセプトを持って大型店と差別化してる店舗の状況を見ることでした。

大阪と違い、低貸し玉専門で500台以上規模の店舗がゴロゴロしています。しかし稼動は・・・です。マルハンさん(800台)はさすがの稼働率を誇っており、マルハンの圧倒的優位は岐阜県でも立証されていました。また低貸し玉が当たり前のようになっている商圏内でKEIZさんは1000台規模にも関わらず、4円/20円オンリーの営業で圧倒的な稼働率を誇っていたのには驚きを感じました。

また今回の視察で一番興味あったのが「チョコスロ・チョコパチ 花まる屋チョコさん」です。マルハンさんやKEIZさん、その他大規模店に包囲された地域で268台という小規模店で高い稼働率を誇っていました。大手とは違うニッチャー戦略ですが、ハード/ソフト、そして営業方法までが見事なまでに統一されており、他店と大きな差別化が図れています。会社と現場の努力がビンビン伝わってきます。

今回の視察ツアーを経て、大阪も近いうちに岐阜県のような低貸し玉営業の飽和状態に陥ることが予測されました。岐阜県は「大型店だから・・・」「低貸し玉専門店だから・・」というだけでは、生き残っていける商圏ではありません。岐阜県の稼動の高いホールは経営者/幹部/現場が三位一体になっているように思えてなりませんでした。店舗内にも経営理念だけではなく、店舗の考え方や方向性、目指すべき姿を積極的にアピールしています。その言葉とお店の雰囲気に嘘のない店舗である、マルハンさん、KEIZさん、花まる屋さんはお客様の高い指示を得てます。

このようなお店は現場力だけでは創れません。全社一丸となっていることが絶対条件です。また1つ我が社の課題が見えました。
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