アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2009/10/03
夫婦
昨晩、家族や親戚たちと食事に行きました。母親から意外な言葉を聴きました。その言葉とは「私はお父さんと結婚して本当に良かった。息子や子供達、孫たちに対しても深く愛情を注いでいるが、やっぱり私にはお父さんが最高の人であり、一番感謝している人」であると。

私の父親は77歳、母親は75歳。昔は我が社の創業者である父親も苦労をしたでしょうが、父親を支えてきた母親も相当な苦労があったはずです。あまりブログでは細かくは書けませんが、父親はいわゆる昔の創業者タイプであり、家族に対してもある側面では厳しい人でしたし、妻である母親に対しても相当な苦労を強いていた一面もあったと思います。

私の両親は仲が良いのか悪いのかさっぱり分からない夫婦です。今でも食事中に夫婦で激しく口論になることもあります。私はいつも冗談交じりに「何で2人は結婚したん?全く性格合ってへんやん」と言っています。笑 
 
そんな2人も結婚して60年近く、平均寿命に手が届く歳にまでになりました。今でも同じ屋根の下で仲良く?2人で暮らしています。とても気性の激しい2人ですが、歳を重ねることで随分と丸くなったものです。そして両親を見ていて夫婦は昔の苦労や辛い思い出は、長い時間を経ることで水に流せるのものであり、逆にそれが夫婦の絆になっていくのだと思いました。まあ、ウチの家内が水に流してくれるかどうかは別ですが・・笑 

昨日の母親の言葉を聴いて自分もいつか年老いた時、両親のような関係になりたいなと心から思いました。それが夫婦なのでしょう。

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