アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2009/08/25
情熱サミット
我が社では数ヶ月前からコスモ教育出版発行の月刊誌「理念と経営」を活用した自社内での勉強会を開催しています。内容は各社員さんが理念と経営を読んだ後、本部で用意した設問表を書き込んでもらい、月1回「情熱サミット」という名の自社内の勉強会で自由に発表してもらい、ディスカッションをするこで学びを深めることが狙いです。

本日は吹田本店の情熱サミットに私もオブザーブで参加しました。
この勉強会をする前は「忙しい中でこのような難しい内容の本を果たして社員さんが読んでくれるのだろうか」「自発的積極的な勉強会になるだろうか」と不安いっぱいだったのですが、それは杞憂に終わりました。とても活発で質の高い意見が飛び交います。

本日の設問の1つ、「○○を読んで仮に貴方の会社が危機に瀕したとしたら、あなたはどのように社長を支援しますか?」との問いがありました。

これに対して「自分は最後まで諦めず、現場を明るくすることでモチベーションを下げない」であるとか「感謝の気持ちを持って仲間と接することで連帯感や結束力を固める」などの素晴らしい意見を聴くことができました。

このコラムで何が言いたいかと言うと、「社長が社員さんを信じなければ、社員さんが社長を信じることなどできない」ということです。親と子の関係でも一緒ですね。
私の当初のこの勉強会の不安は社員さんを信じていなかったのかも知れません。こんなことでは私は信頼される社長にはなれませんね。機会を与えてみて初めて分かるのですが、社員さんは社長の思っている以上に能力もあるし、情熱も持ち合わせています。部下の愚痴ばかり並べている社長は社員さんを信じることができず、そのような機会も与えていないのが最大要因です。

信じなければ信じてもらえない。
社長にとって部下を信じることは絶対条件ですね。



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