アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2009/08/15
学習する組織への変革
先月18日のコラムにも書きましたが、現在我が社では人材育成の仕組みを再構築する作業に入っています。外部研修では日本創造教育研究所の全社員対象の可能思考コース、管理職及び経営幹部対象の職能コースに主軸を置き、幹部クラスはそれぞれが自分のスキル向上のため、各種セミナーや勉強会に参加しています。社内研修は本部在籍の係長以上の者を講師としたセミナーを年間スケジュールに沿って実施することが決定しており、現在はそのトライアル期間の真っ最中です。昨日は管理部主催の「社会保険についての基礎知識」のセミナーがあり私も参加しました。

今年の会社方針の1つである「共に成長する企業風土の確立」が徐々にではありますが、会社に浸透しつつあります。

日創研代表の田舞さんのお言葉を借りると「学習する組織とは自主的に学ぶ体制になっているということであり、個人個人が学ぶ意欲が高く、学んだことを具体的に実践する集団であること。つまり表面的に学ぶのではなく、真剣に学び、現実を改善する力を持つ組織のことである。」とのことです。学んだつもりや、学んでも現実の問題点を改善できない、落とし込めない組織では意味がありません。夢を持っていても幻想ではただの戯言、現実を直視した行動が伴っていないと夢や目標は実現できません。

会社は社長だけでも経営できませんし、幹部や現場だけでも経営できません。社長/幹部/現場が三位一体になってこそ、経営は成り立つものです。社長一人の能力やリーダーシップで経営できる時代は終焉しました。質の高い三位一体経営を実現するためにも人材育成は永遠に続きます。



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