2009/08/11
年商2000億円
パチンコ台メーカーの京楽の榎本社長と女優の伊藤美咲さんが結婚するという報道がありました。伊藤美咲とは羨ましい・・・ではなく!このネタをコラムに書いたのは報道の内容です。 「2000億円の年商」の活字が必ずついて回ってます。やっぱり世間は分かりやすい記号性に反応するからでしょうか。 実は私も過去はそうでした。年商100億円より1000億円が偉い、10店舗経営より30店舗経営が凄い、と思っていました。しかしアーバンベネフィットの木村会長の本を読んだり、セミナーを聴くことでその考え方は一変しました。経営者は誰でも拡大志向や事業欲はあるものです。働く社員さんにとっても規模の大きい会社はある意味で魅力のある会社とも言えます。 しかし、会社の本質は量だけでは測れません。そこに質が加わってこそ、本当の意味で強くて素晴らしい会社と言えると思います。100億円の売上があっても利益は赤字の会社もあれば、10億円の売上で1億円の経常利益を叩き出す会社もあります。また中小企業でも従業員一人当りの売上や利益があのトヨタを超える会社も存在します。そんな会社って誇れる会社ですよね。 無謀な拡大志向や理念なき拡大戦略は企業の寿命を縮めます。売上や店舗数などの量よりも最終利益や内部留保金に主眼を置いた強い財務戦略、数字に基づいたBSビジョン、質の高い人材育成、それらに理念経営が浸透してこそ、会社は繁栄し永続します。 我が社にも課題は山積しています。なぁ〜に課題があるってことは成功する方法が宝のようにあるということ!挑戦は続きます。 |
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