アルドーレ代表 木村友彦が日頃、考えていることや思うことを独自の目線で語ります。

2009/03/15
社員面談
今月は年2回の査定&面談の該当月です。この2週間ほどで24名の社員さんとの面談を終えました。毎回、面談月にはテーマを持って臨んでおりますが、今回のテーマは「傾聴と承認」でした。

私の友人でコーチングを深く学び、今では数多くの受講生にアドバイザー役として活躍している方にこんなことを質問されました。

「木村さん、社員さんとの面談や会議ってどんな雰囲気でやってるの?木村さんのことやからトップダウン方式で叱責と怒涛の嵐ちゃうん?」
・・・なんて失礼な人でしょう。笑 私も少しは成長しました。そんなことはない、と伝えると、「じゃぁ、会議や面談の後、社員さんはモチベーションが上がり、意気揚々としてる?」と更に私を畳み掛けてきました。さすがにそれはちょっと・・・と答えると「面談や会議ってその後に社員さんが『よし!頑張るぞ!』って思えるものじゃないと意味なくないですか?」とご指導頂きました。これで私は完全KO負け!「仰る通りですね・・」というしかありませんでした。

そんなこともあり、今回の面談はできるだけ社員さんの本音や心底にある想いを聴き出すことにテーマを持って臨みました。まあ、自己採点は60点くらいでしょうか。なんとか合格ギリギリってところです。人によってはモチベーションの上がった人もいるかも知れませんが、逆に凹ませてしまうこともありました。まだまだ傾聴力と承認力のない証拠です。

今回の面談での私の気づきは「関わりのない関係から信頼は得られない」ということです。いくら毎日顔を合わせていても関わりが浅ければ、その人の考え方や価値観、バックボーンは何も見えません。ただ顔と名前を知っているだけ・・そんな薄っぺらい関係では信頼関係は築ける訳がありません。何年も一緒にいる部下でも面談で気づかされることが多いのです。やっぱり面談って大事ですね。面談には経営に対するヒントがたくさん隠されています。もっともっと傾聴力と承認力を高めるためにも自己研磨が必要です。

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