昨今のパチンコ業界には様々な人材紹介業者が存在しています。人材バンクのような会社に、転職を希望する業界で従事されている方が登録をしています。仲介業者は転職希望者の条件、そして人材を欲しがっているパチンコホール側の条件を照らし合わし、諸条件が合致したら面接の段取りします。まあ、お見合いのようなものですな。
私は数年前までは、このような機械的な人材採用が大嫌いでした。人材採用はあくまでもアナログ的な出会いに拘ってきましたが、時代の変化と共に私の考え方も改めなければなりません。現在では人材紹介の会社から入社して頂いた社員さんがたくさん在籍し、貢献して頂いています。
人材バンクといってもあくまで最初のきっかけだけがデジタルで、面接から入社までのプロセスは今までのアナログ的なものと全く変わりません。お見合い結婚と恋愛結婚の違いのようなものです。出会いは何であっても構わない。そういえば私は見合い結婚だった!(笑)
しかし、許せない斡旋の仕方をしている業者もいます。
それはヘッドハンティングです。例えば、我が社が「業績の良い○○店の店長が欲しい」という要望の下に業者がヘッドハンティングを仕掛けるのです。パチンコ店からしたら、人に惚れたのではなく、その店の好業績に惚れただけ、その店のノウハウが欲しいだけ。こんなもん、お見合いでも恋愛結婚でもなく、ただの略奪です。
実は我が社でもこの手のヘッドハンティングで人材を失ったことがあります。おそらく店舗にはこの手の業者から誘いの電話があるでしょう。
本日、私にその手の業者から電話がありました。もちろん、即刻断りました。同業他社さんで従事されている方を一本釣りするなんて非道極まりない!そんな誘いにホイホイのるような人材なんて人財ではなく、人罪だ!そんな事に金を遣うくらいなら、在籍している社員さん達の人材育成に金を遣います。
今日、お電話頂いた営業の方へ
私のコラムを読んでくれてるらしいですね。我が社はそんな考え方をしています。御社と取引することはございません。